それは想像以上に企業にとっても厳しいものです。
弊社のような屋外での工事会社は、冬期は施工を行うことができません。
それはつまり「冬期は収入がない」、ということにつながります。
これは長い間、札幌ペックにとって、いや道内の工事会社全てにとって、
大きな負担でした。
秋が終わり冬が始まると全員解雇、スキー場でアルバイトしてもらい、春には全員再雇用。
信じられないかもしれませんが、こんな雇用・経営が常識だったのです。
前田は思いました。
苦悩の日々が続きます。
社員を雇い続ける、この当たり前のことを実現するのに前田は動きます。
それは、札幌ペックが下請け体質から脱却することでした。
理由はただ一つ、そこには成長が無いからです。
東京のスーパーゼネコンばかりが儲かり、現場の工事業者は苦労ばかり押し付けられている、そんな仕事をしていては何も変わらないからです。
経営者としては非常に大きな決断です。
売上は半減しました。社員を養うどころか、会社が傾きかねません。
不安を口にする社員もいました。
後ろ指を差す他社の人もいました。
前田の苦悩は尽きません。
しかし、夏場には多くの仕事があります。
それが前田の支えでした。
社長自らが現場に出て指示を出し、営業に回り、各所に頭を下げ、いろんなアイデアを出し、何とか仕事を少しずつ確保していきました。
そしてついに、今までと同じ売上を確保するにいたり、しかも体質改善が果たせたのです。
それでも終わりません。
冬にはやはり仕事が無いのです。
スタッフを雇い続けるためにも、この問題をクリアせねばなりません。
そこで
・屋外だから工事ができない、ならば屋内での仕事を作ろう!
・北海道の冬を活かして札幌ペックだからできる仕事を作ろう!
そう考えて、企画会議を繰り返しました。
浮かんでは消え、ボツになった企画は数知れず。生みの苦しみを改めて感じました。
しかし、今ではスタッフが進んで屋内工事の技術を覚え、試行錯誤しながら挑戦してくれています。
冬期は仕事があるだけでもありがたいので、利益なしの原価で工事を行っているものもあります。
これからもまだまだ札幌ペックの挑戦は続きます。
未だ完成された会社ではありませんが、だからこそ変化に対応し、成長できる会社だと信じています。
こんな我々にご興味を抱かれた方はぜひ、札幌ペックとお付き合いくださいませ。
道内の冬は、とても厳しい環境です。
建物はそれにじっと耐えています。
その建物を一番外側で守るのが外壁塗装なのです。
しかし、ただペンキで塗ればいい、というものではありません。
まず、この温度変化に耐えられる塗料を選ばなければなりません。
さらに壁材に合う塗料でもなければなりません。
これらのことを無視するとどうなるか…
少なくとも道内事情を知り尽くした技術者でなければ、分からないのです。
→実際にどうなるかを知りたい方はコチラ
札幌ペックの技術者がこだわるのは目に付きにくい隅々の部分。
手間と時間がかかる上に、目立たないので、経費を抑えたい下請け会社ほど省いてしまう部分です。
正直、そんな細かいところはさっさと済ませたいのが技術者の本音。
ではなぜ、そこにこだわるのか?
どんな人が塗っても、塗りたてのときはキレイなのは当たり前。
ヒビ割れ、浸水、剥離… 建物に悪い影響を与えてしまいます。
そんな建物は冬を乗り越えられないのです。
いい加減な仕事をしていると翌年は仕事が来ない…。
当時の新入社員は地方出身者が多かったので、1985年に社員寮を建設しました。まだ、経営規模が小さかった頃で、大変な出費でした。
新入社員を塗装訓練校に入学させ1年間基礎を徹底的に学ばせる。その後、札幌ペック独自の技術を継承していく。
季節雇用だった職人を正社員にする。これも、冬の仕事確保の大きな目的でした。現在は、全員が正社員となりました。